東洋美術学校の卒業生で、パリを拠点に活動する画家・環境造形作家のサトル・サトウ(佐藤達)さん(80歳)が、出身地・宮城県登米市をPRする「とめふるさと大使」に任命されました。2026年9月19日に登米市の「サトル・サトウ・アート・ミュージアム」で委嘱式が行われ、その様子は河北新報でも紹介されています。

幾何学構成アートの分野で世界的に活躍し、地元にもアートを還元し続けてきたサトウさん。この記事では、今回の任命の内容と、サトウさんのこれまでの歩みを紹介します。
卒業生のサトル・サトウさんが「とめふるさと大使」に
佐藤達さんは、登米市中田町出身の画家・造形作家です。今回、登米市の魅力を市内外へ発信する「とめふるさと大使」に、「サトル・サトウ(アーティスト名義)」として任命されました。
とめふるさと大使への任命は、サトウさんで5人目です。
- 任命日:2026年9月19日
- 委嘱式の会場:サトル・サトウ・アート・ミュージアム(宮城県登米市)
- 委嘱者:登米市 熊谷康信市長
- 任命名義:サトル・サトウ
- 報道:河北新聞(2026年10月7日)
サトル・サトウ(佐藤達)とは
登米市中田町出身、幾何学構成アートの世界的作家
サトル・サトウさんは、正方形や色面などを組み合わせた「幾何学構成アート」で国際的に知られる造形作家です。絵画だけでなく、立体作品や野外彫刻、空間全体を作品とする環境造形など、幅広い表現に取り組んでいます。
東洋美術学校からパリ国立高等美術学校へ
サトウさんは東洋美術学校で学んだ後、フランスに渡り、パリ国立高等美術学校(エコール・デ・ボザール)に留学しました。以来、パリを拠点に、半世紀以上にわたって国際的に作品を発表しています。
「とめふるさと大使」とは?隈研吾さんらも任命
「とめふるさと大使」は、登米市にゆかりのある人物に、市の魅力を広く発信してもらうための制度です。2019年に創設されました。
これまでに、建築家の隈研吾さん、お笑いコンビ・エバースの佐々木さんらが任命されています。各分野の第一線で活躍する人物が名を連ねる中、サトウさんは5人目の大使となりました。
地元・登米市でさまざまなアート活動を実施
サトウさんは、海外を拠点にしながらも、ふるさと登米市に長年アートを届けてきました。
旧登米郡の公共施設に空間アート17作品を寄贈
サトウさんは、旧登米郡の公共施設に、空間アート作品17点を寄贈しています。地域の人々が日常の中で本格的なアートに触れられる環境づくりに貢献してきました。
2007年に「サトル・サトウ・アート・ミュージアム」を開館
2007年には、登米市に「サトル・サトウ・アート・ミュージアム」をオープン。サトウさん自身の作品に加え、親交のある海外作家の作品も展示しており、地方にいながら国際的なアートに出会える場所となっています。
東京でも作品に出会える展覧会を開催中
東京都調布市の「東京アートミュージアム」では、サトル・サトウさんの展覧会「静かさ/四角い波紋」が開催されています。
- 会場:東京アートミュージアム(東京都調布市仙川町1-25-1/京王線 仙川駅から徒歩3分)
- 会期:2026年10月3日(土)〜12月13日(日)
- 休館日:月・火・水曜日
※開館時間や観覧料などの最新情報は、会場の公式情報をご確認ください。
東洋美術学校から、世界で活躍するクリエイターへ
東洋美術学校は、1946年創立の美術・デザインの専門学校です。グラフィックデザイン、イラストレーション、マンガ、絵画、3DCG、保存修復、ゲーム、プロダクトデザインなど、さまざまな分野のクリエイターを育成しています。
美術やデザインを仕事にしたいと考えている高校生の皆さん、保護者・高校教員の皆さんは、ぜひ一度、体験入学や学校説明会で東洋美術学校の学びに触れてみてください。
出典
- 河北新報(2026年10月7日)
- 登米市 サトル・サトウ・アート・ミュージアム https://www.city.tome.miyagi.jp/satorusatoartmuseum/




