デザインの基礎と歴史を「さわって」学べる無料学習サイト「東美スタディ」を公開しました|東洋美術学校

無料学習サイト「東美スタディ」で学べる内容(色・文字組み・パス・配色・ゲシュタルト・グリッド・黄金比) TOPICS

東京の美術・デザイン系専門学校「東洋美術学校」は、デザインの基礎と歴史をブラウザ上で“さわって”学べる無料の学習サイト「東美スタディ」(study.to-bi.ac.jp)を公開しました。高校生・受験生から在校生、デザインに興味のあるすべての方が、登録不要・無料で利用できます。

デザインの基礎や原則は、文章で読むだけではなかなか身につきません。東美スタディは「読む」のではなく「動かして体感する」ことにこだわった、2つのコンテンツで構成されています。

きほんラボ ── パソコンとデザインの基礎を、さわって覚える

パソコンの基本操作から、デザインの現場で必須のスキルまで。マウス操作・ファイル・保存といったPCの土台から、ペンツール・文字組み・配色・解像度・印刷入稿まで、全15のトレーニングを、実際に手を動かしながら学べます。

きほんラボ 色のきほん(RGBとCMYKの違い)
きほんラボ「色のきほん」

「光の三原色(RGB)」と「色材の三原色(CMY)」を実際に混ぜてみると、画面の色は混ぜるほど明るく、印刷の色は混ぜるほど暗くなる――この逆の関係を自分の手で確かめられます。「画面では鮮やかだったのに、印刷したらくすんだ」という制作現場のあるあるが、なぜ起きるのかが腑に落ちます。

きほんラボ パスのきほん(Illustratorのペンツール)
きほんラボ「パスのきほん」

デザインの必須スキルでありながら、最初の関門になりがちなIllustratorの「ペンツール(ベジェ曲線)」。点と線を置きながら、思いどおりの曲線を引く感覚をブラウザ上で練習できます。アプリを立ち上げる前に、手だけが先に操作を覚えられます。

ほかにも、キーボード・ファイル整理・保存とバックアップ・レイヤー・レイアウト・配色・解像度・入稿・著作権など、つまずきやすいポイントを一つずつ体験できます。

→ きほんラボを見る

Graphic Design Museum ── デザイン史を、読むのではなく“動かす”

ゲシュタルトの法則、バウハウス、スイススタイル、グリッドシステム、黄金比、ピクトグラム(アイソタイプ)。近代デザインを形づくった原則を、スライダーやボタンで操作しながら体感できる小さな美術館です。

ゲシュタルトの法則を体感できる部屋
Graphic Design Museum「知覚のきほん」

バラバラに見えた点が、ある距離まで近づくと突然ひとつの「かたまり」に見える――人間の脳がもつ「ゲシュタルトの法則(近接)」を、スライダーを動かしながら体感します。レイアウトで「なんとなくまとまって見える/散らかって見える」の正体が、ここにあります。

色の相互作用(アルバース)の部屋
Graphic Design Museum「色の相互作用」

まったく同じ色なのに、隣に置く色が変わるだけで明るさも鮮やかさも違って見える。バウハウスの巨匠ヨゼフ・アルバースが示した「色は単独では決まらない」という原理を、2つの色を並べて目で確かめられます。

グリッドシステムを学べる部屋
Graphic Design Museum「グリッドのきほん」

整然として読みやすい誌面やWebページの裏には、必ず目に見えない「グリッド(格子)」があります。要素をグリッドに沿わせると、なぜ急に整って見えるのか。スイススタイルが確立したこの設計手法を、可視化して体験できます。

→ Graphic Design Museum を見る

入学前に、デザインを体験できる

東美スタディは、入学前に「自分はデザインに向いているか」「何を学ぶのか」を、さわって確かめられる場でもあります。さらに深く・本格的に学びたい方は、ぜひ本校でも。

東美スタディは、これからも広がっていきます

東美スタディは、今後も更新を続けていきます。今回のグラフィックデザインの基礎にとどまらず、デザインのさまざまなテーマ、そして本校の各学科に関わる内容についても、少しずつ解説を増やしていく予定です。study.to-bi.ac.jp を、デザインとものづくりを学ぶすべての人のためのポータルとして育てていきます。どうぞ時々のぞいてみてください。

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