イラスト制作に効く!refeia先生のフィニッシュワーク(全3回)最終回ラフ編!

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refeia先生には4月14日から3週連続でご担当いただきました

4年制クリエイティブデザイン科2年生の授業「イラスト講座」は、プロのイラストレーターや企業のアートディレクターにお越しいただき、現場の最新デジタル描画テクニックを教えていただくという本校の生徒だけの特別講座です。

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4月はイラストレーターrefeia先生に3週連続でお越しいただき、絵を描くことを仕事にするための様々なお話をいただきました。この記事は、最終回の4月28日に開催した授業内容となります。

第一回目の様子

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授業最終回の様子

今回は最終回ということで、お仕事のリアルな話を沢山頂きました。例えば、ラノベやコンシューマーゲームの仕事は、シナリオに合っている絵を描くことが求められる難しさや楽しさがあり、ソーシャルゲームのカードの場合は、世界観やキャラクターの概要などをしっかり満たす必要がある反面、イラストレーター名や画風を尊重してくれるタイプのゲームなら、作家・アーティスト的な制作ができるなど、大切なことばかり!

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本日のテーマ「ラフ」です。refeia先生が手がけた「コミックキューガール」のカバーガールの表紙イラストラフを使用してご説明いただきました。ラフ制作のポイントは、沢山の案を出して、精査し(沢山出して沢山捨てる)、そして、提案したいものまで行き着いたら、言葉での補足も含めて総合的にクライアントに説明できることが重要というお話でした。これはみんなも実践してみよう..!

今回の実習では、5分間ラフを4つ、陽気で若干ドジな「魔法使い」をテーマに描く練習をしました。その他にも、服の描き方や塗り方、そしてチェック柄のフリルや、スカートを描く方法まで、絵を描くことの奥深さを幅広く学ぶことができました。

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最後に(総括)

仕事にする前のお絵描きは【問題提起】、仕事のお絵描きは【問題解決】の面が強いというお話。学生でいる間に問題解決型の制作の機会を持ったほうが絵の上達も早いというお話でした。これには生徒も目からウロコです。

いかがでしたでしょうか。まだまだ説明したいことが沢山あるというrefeia先生の講座は機会があれば、また、是非企画していきますね(^o^)

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講師プロフィール

refeia
工学修士 2006年3月まで研究開発系エンジニア、2006年4月よりフリーのイラストレーターに。主な仕事に、ライトノベル挿絵、PCゲーム原画、iOS/Andoridゲームキャラクター、その他一枚絵などコンスタントに手掛ける。
HP:http://q-orbit.jp

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