【卒業生の活躍】保存修復科卒業生・青山莉緒さんの活動が、本庄経済新聞に掲載されました。

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掲載情報

東洋美術学校 保存修復科の卒業生・青山莉緒さんの取り組みが、本庄経済新聞に掲載されました。

青山さんは本校卒業後、ものつくり大学大学院へ進学。現在、同大学の学生たちや地元住民の方々と連携し、本庄市にある「唐鈴(とうれい)神社」の現地調査プロジェクトに参加しています。

この神社は、老朽化の危機に直面しており、社殿の保全・再生に向けた調査活動が進められています。地域と文化財を守る現場で、青山さんは重要な役割を担っています。

文化財を未来へつなぐ若き力の活躍に、今後もぜひご注目ください👀


📌 掲載記事はこちらからご覧いただけます

・本庄経済新聞:
https://honjo.keizai.biz/headline/866/

・Yahoo!ニュース版:
https://news.yahoo.co.jp/articles/02b3993aa772055ed0ceed35bbd11f0a26222f0c

【以下 本庄経済新聞版より抜粋】

横山教授指導の下、大学院で文化財建造物の保存修復を研究する青山莉緒さんは学部生2人と共に同神社の現状調査を始めている。青山さんは京都府内の高校で彫刻を学んだ後、就職したが、改めて専門学校「東洋美術学校」で保存環境調査と修復技術を学んだ後、同大大学院に進んだ。

青山さんらは現在、劣化状況の詳細な調査、現状図面の作成、保存に必要な措置の記録を進めている。破損が進む社殿の様子を見て、「すぐにでも応急処置が必要な箇所がある」と言う。

矢島会長は「文化財は、その土地で生きる人の歴史そのもの。地域の人たちと共に守っていくことが本当の継承。唐鈴神社の修復事業は、単なる建物の保存を超えて、人と人、過去と未来、地域と若者をつなぐ大きな文化財再生のプロジェクト」と話す。

現状調査は今年の秋ごろまでを予定している。

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