プロダクトデザイン系学科の工房について

様々な加工・技法を扱うことができる制作環境

プロダクトデザイン系学科(クリエイティブデザイン科高度プロダクトデザイン専攻、インダストリアルデザイン科 インダストリアルデザイナーコース/クラフト・ファニチャーコース)の生徒が使用できる工房や機材についてご紹介します。扱っている素材の幅も広く、様々な加工や技法を学び実践できる制作環境です。

工房

クリエイティブデザイン科高度プロダクトデザイン専攻とインダストリアルデザイン科は自身の制作物を工房の機械を使用し制作します。工房には木材や金属などを切断するための「丸ノコ盤」「バンドソー」、木を削るための「自動カンナ」、素材を回転させ切削加工を行う「旋盤」、ガラスや磁器を焼成するための「電気窯」、ガラスに砂などの研磨剤をコンプレッサーの圧縮空気に混ぜ、吹付けて表面を加工をすることができる「サンドブラスター」や、「電動ろくろ」など、制作の福を広げるために必要な様々な機械が揃っています。

工房の様子
工房で使用できる機材 一例

3Dプリント制作

3Dプリンタとは、3次元的なデジタルモデルをもとにして、物体をつくりだすことができる機械です。SOLIDWORKSやFusion360で作成した3DCADデータを使用して、手でつくれない新しい立体造形の出力ができます。光造形3Dプリンタの「FORM3」は、ゴムやシリコンのような素材や、ジュエリー加工で用いられるレジン制作が可能です。

3Dプリンタ
シリコン素材を使用した出力例

レーザーカット制作

レーザーカッターとは、IllustratorやPhotoshopなどで作成したデジタルデータを用いて、加工素材にレーザー光(電磁波)を照射し、切断・マーキング・彫刻の加工ができる機械です。レーザー光の照射による「非接触加工」なので、素材に応力を加えることなく美しく加工することができ、アクリルや木材や紙など様々な素材を加工することができます。

レーザーカッター
木、紙、アクリルなどに使用可能

幅広い素材制作

木・金属・ガラス・磁器といった素材を授業で使い、工房や3Dプリンタを用いた幅広い造形制作ができます。また、異素材を組み合わせた制作も可能で、より独創的な作品制作ができます。

木工
金工
ガラス
磁器

自主制作での使用も可能

授業で学んだことを活かし、実際に実用可能な物を空いた時間に制作することができます。自身で使用する物を制作する事はもちろん、東美祭(学園祭)や学外展示など、様々なイベントに向けて制作することができる環境がある事も魅力の一つです。

生徒作品
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