ソフトバンク・テクノロジー株式会社主催の『FONTPLUS DAY』vol. 13に本校講師が登壇しました!

ソフトバンク・テクノロジー株式会社が運営するWebフォント・サービス FONTPLUSによる連続講座『FONTPLUS DAY』。3月7日に開催された第13回は東洋美術学校デーとなりました。

テーマは「タイポグラフィの学び方」。4年制 クリエイティブデザイン科 高度コミュニケーションデザイン専攻と2年制 グラフィックデザイン科にて『タイポグラフィ』の授業を担当する河野三男先生と、おなじく高度コミュニケーションデザイン専攻、そして夜間部グラフィックデザイン科で『デザイン演習』を担当する本校デザイン研究室の中村将大先生が登壇しました。

タイポグラフィって、なんだろう?

タイポグラフィとは、規格化された文字である「活字」を、その規格に基づき「組む」行為を指します。つまり日常のなかで触れる、メールや書籍、広告やWebデザイン、案内表示なども、タイポグラフィ抜きには成立しないものです。東洋美術学校のデザイン系学科・専攻では、このタイポグラフィを大切な基礎として学んでいきます。

 

FONTPLUS DAYの様子

今回のFONTPLUS DAYセミナーは三部構成で、当日は定員を大幅に超える申込があり、満員御礼となりました。
1stセッションは中村先生による「コミュニケーション・デザインにおけるインフラストラクチャとしてのタイポグラフィ」、2ndセッションは河野先生による「タイポグラフィの実践に必要な前提と認識」と、講師それぞれが講演をおこない、3rdセッションは河野先生・中村先生による対談と豪華なプログラムで行われました。対談の終盤では東洋美術学校のタイポグラフィ・サークル QP(キューピー)の部員生徒たちも登壇しました。

 

コミュニケーション・デザインにおけるインフラストラクチャとしてのタイポグラフィ

1stセクションは中村先生よるグラフィック・デザインやサイン・デザイン、ブック・デザインやユーザー・インターフィス、ブランド・デザインなど、さまざまな視覚コミュニケーション領域のデザインを実践する上で、規格化・体系化されたタイポグラフィの構造が基盤となり、共有知・基礎となる可能性についてまとめたもの。

タイポグラフィの実践に必要な前提と認識

2ndセクションは河野先生による実際の授業での配布資料を基に、タイポグラフィをまなぶうえで、現状の問題点や意識づけにはじまり、フォントの判別性や可読性の重要性、各種スタイルのちがい、さまざまな専門技法の紹介や、日本語とアルファベットの相違点、多言語が混ざる今日の言語表現と、タイポグラフィの関係性についての話となりました。

東洋美術学校におけるタイポグラフィ教育

3rdセクションの対談では、タイポグラフィのはじまりとなったヨハネス・グーテンベルクから、ルネサンス、産業革命、国際化時代、情報化時代……と、時間を遡りながら、タイポグラフィやデザインが時代の文明や文化に呼応しながら、さまざまな様式・表現となったことについての話題を中心に。また終盤では、今年で創部10周年をむかえたタイポグラフィ・サークル QPの活動報告もおこなわれました。国内ではめずらしいタイポグラフィの部活動に、会場は興味津々の反応。

このように東洋美術学校では、授業はもちろん課外活動でも、充実したタイポグラフィ、そしてデザインの学びの場を設けています。

 

FONTPLUS DAYセミナー Vol. 13『タイポグラフィの学び方』
東洋美術学校から、河野三男さんと中村将大さんをお招きして

開催日程 2018年3月7日水曜日 19:00 — 21:10
会場 ソフトバンク・テクノロジー株式会社 本社セミナールーム
講師 河野三男(東洋美術学校 非常勤講師)
中村将大(東洋美術学校 専任講師・産学連携事務局)
主催 ソフトバンク・テクノロジー株式会社/AZM Design
協力 有限会社アップルップル/ファーストサーバ株式会社/フォントワークス株式会社/株式会社環
リンク FONTPLUS|https://webfont.fontplus.jp/

FONTPLUS DAY|https://event.fontplus.jp/