練馬区立美術館「サヴィニャック —— パリにかけたポスターの魔法」関連イベントに本校講師が登壇しました

練馬区立美術館で開催中の「サヴィニャック —— パリにかけたポスターの魔法」展にあわせ3月17日 土曜日に開催されたイベントにて、本校デザイン研究室の中村将大先生が講義とワークショップを担当しました。テーマは「伝える・伝わるデザインを考えよう」。当日は講義と展覧会鑑賞、そしてワークショップというプログラムで、中学生から、60歳代と幅広い方々がご参加いただきました。

日常におけるインフラストラクチャとしてのグラフィックデザイン

講義は「造形言語のコミュニケーション」と題したもの。今日、さまざまなシーンにおいて用いられるデザインという言葉を、鉄道の路線図や、コンビニエンスストア、ペットボトルのパッケージ・デザインなど、日常的なものを例に紐解いてゆきます。

ミネラルウォーターや、緑茶飲料を「色彩」「文字」「かたち」で分類することで、それぞれの造形言語を抽出してゆきます。またそれらが、どのような目的、イメージのもとに形成されているかもあわせてみてゆきます。

近代のなかでうまれたポスター

産業革命以降にうまれた、都市生活を中心として形成された近代デザイン。そのなかで生まれた広告手法であるポスターと、その代表作家たちの紹介、そのなかにおけるサヴィニャックの特性をみてゆきます。続いて会場でサヴィニャックが、どのような目的・意図を軸に、イメージを展開、それをどのような造形表現に落とし込んだのか —— デザインのプロセスを逆再生する要領で展覧会鑑賞をおこないます。

伝わる・伝えるポスターを作成する

ワークショップでは「パンのポスター」を作成しました。参加者はキーワードが記載された二種類のクジを引き、それをテーマとします。これを基に最初に目的、イメージ、色彩、文字、かたち、を整理し、実制作へのイントロダクションとしてゆきます。デザインは、その成果はもちろん、過程もまたデザインされてゆくものです。そうした一連の流れを、今回は講義とワークショップを通じて体験していただきました。

 

練馬区独立70周年記念展
サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法

会期 2018年2月22日 木曜日 — 4月15日 日曜日
休館日 月曜日
開館時間 午前10時 — 午後6時 *入館は午後5時30分まで
観覧料 一般:800円
高校生・大学生および65 〜 74歳:600円
主催 練馬区立美術館(公益財団法人 練馬区文化振興協会)、読売新聞社、美術館連絡協議会
後援 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
特別協力 パリ市
協力 日本航空、株式会社豊島園
特別協賛 大日本印刷
協賛 ライオン、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網、サントリーコミュニケーションズ株式会社
企画協力 DNPアートコミュニケーションズ
リンク https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=201709181505718201